2023年04月19日 15:33更新

待ってました！

直江津-小木航路にまもなく就航する佐渡汽船の新しいカーフェリー「こがね丸」が19日（水）に直江津港に入りました。これまでのジェットフォイルに代わり、カーフェリーが復活するのは3年ぶりです。

「こがね丸」は全長がおよそ116メートル、総トン数は2500トン。定員584人です。車両は大型バス5台と乗用車64台、2輪車10台を搭載できます。

船の建造は2001年で、佐渡汽船が愛媛県の宇和島運輸から購入しました。これまで広島県の造船所で改修工事が行われ、19日に待望の直江津港入りとなりました。

「こがね丸」の名前は過去にもあり、これが4代目です。船のデザインは、歴代のこがね丸を引き継いだということです。

佐渡汽船 伊藤崇課長
「地元の人をはじめ皆さんが待ちに待ったカーフェリーの就航。車で佐渡へ。展望室に写真スポットがあるので楽しみにしてほしい」

船室は1等指定席や自由席の2等室があるほか、イヌと一緒に過ごせるドッグラン付きの1等部屋1室が整備されています。

こがね丸は、今月29日から11月12日までの運行で、直江津-小木間を2時間40分で結び1日2往復します。

運賃は2等が大人1人3300円、カーフェリー運賃は、3メートル未満の車、運転手1人2等席で往復3万340円です。

運行初日の29日午前7時の便では、テープカットのセレモニーがあり、ノベルティグッズのプレゼントなどが予定されています。

運行ダイヤは、直江津発が午前7時と午後1時55分、小木発は午前10時25分と午後5時20分です。佐渡汽船によりますと、29日から5月7日までゴールデンウイークのカーフェリーの予約状況は、19日現在、前の年より26％増えていて、5月3日はすでに満車となっています。

詳しくは、佐渡汽船のホームページをご覧ください。