2023年04月13日 16:41更新
12日(水)に閉幕した高田城址公園観桜会の入込み数は、去年より1万5000人多い41万人でした。
高田城址公園のサクラは3月25日に開花が宣言され、さらに4日後に満開となりました。開花も満開も現在の調査木で観測をはじめてから観測史上最速でした。
観桜会は満開と同時に開会となり、天候に恵まれて、満開は7日間続きました。これは過去5年間で最も長い記録です。
この賑わいは公園の周辺にも良い影響がもたらされました。
高田本町まちづくり株式会社によりますと、3月30日(木)から4月2日(日)まで、本町商店街周辺にある10か所の駐車場が終日満車となりました。収容台数は全部でおよそ500台分ですが、一時は行列ができるほど混み合ったということです。
また、高田駅前にある高田ターミナルホテルでは、58室ある客室が3月30日から4月10日までほぼ満室となりました。去年は、会期中の客室稼働率が61.4%だったのに対し、今年は81.4%まであがったということです。ホテル一階にあるレストランでは満開を迎えた土日は営業時間中、満席が続いたということです。
高田ターミナルホテル 田中芳美取締役専務
「うれしかった。久しぶりにこれだけの人に来ていただいた。予約や問い合わせで電話が鳴る事が3年間なかったので、それだけで嬉しい。本当にきつかったし苦しかったが、これから少しずつ前の状態にもどって、旅行やお出掛けが楽しめるようになってほしい」
過去の入込実績
令和4年 39万5000人(23日間)
令和3年 20万人(15日間)
令和2年 12万8000人(19日間)
令和元年 120万5,000人(15日間)
平成30年 88万4,000人(21日間)
平成29年 132万7,000人
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.