2023年04月07日 16:22更新
上越市の高田地区などに水道水を供給している城山浄水場で老朽化による改修工事がはじまり、7日(金)に起工式が行われました。
城山浄水場は、名立川や桑取川から取り入れた水を浄化する市内最大の施設です。合併前上越市のおよそ58パーセントの水道水をまかなっています。
施設は建設から50年以上が経ち老朽化が進んだため、今月から改修工事が始まりました。
7日は起工式が行われ、上越市ガス水道局や工事関係者など30人が出席しました。市によりますと、事業費はおよそ55億円。水をろ過する機械設備をはじめ、建物の外壁なども改修されます。
改修後の処理能力は、人口減少などで需要が減ることを見込んで、これまでより1万1000立方メートル少ない、1日あたり4万立方メートルとなります。
このほか、最新の機械を使うことで電力消費の削減が見込まれます。工期は令和8年3月までの3年間で、その間、ほかの浄水場などと連携することで生活に支障はないということです。
現場責任者 田原大祐さん
「3年間と長い工事期間。無事故・無災害で完工できるよう努める」
上越市ガス水道局 計画調整課 浄化センター 山中英明 センター長
「水道は市民生活に欠くことのできないライフライン。老朽化も進んでいる。しっかりと直して、市民の安全安心のため水を供給していきたい」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.