2023年04月06日 17:45更新
上越市と妙高市の小中学校では6日(木)から順次始業式が行われ、一学期が始まりまっています。新年度からはマスクの着用が児童、生徒、教職員ともに不要となります。また給食では、これまでの「黙食」がなくなり、少しずつ感染対策が緩和されています。
上越市立直江津小学校では6日(木)に始業式が行われました。
林克巳校長は「自分や友達のいいところを見つけられる人になりましょう。『命と信用』は絶対に無くしてはいけません」と呼びかけました。
学校では、今月からコロナの感染対策が緩和されます。マスクの着用は児童、生徒、教職員ともに不要となります。ただし、登下校の混雑した電車やバス、校外学習で医療機関などを訪れる場合は着用が推奨されます。
また、給食で求められていた「黙食」は原則必要なくなります。机を向かい合わせにするときは1メートル程度間を空けたり、大声を出さないことが条件です。
2年生の教室では、担任教諭が児童たちに「マスクは取っても着けてもいい、皆さんに任せる。でも、マスクを着けている人、外している人にお互い『ダメ』と言ってはいけません」と呼びかけていました。
実際は、多くの児童がマスクを着けたままでした。
外したくないという児童は「顔見せるのが恥ずかしい。今まで着けてきたから外したくない」と。一方で、取れるときは取りたいという児童は「口を見たことがない友達もいるので、見てみたい」と話していました。
直江津小学校 林克巳 校長
「表情を見ながらコミュニケーションとることは、子どもたちにとって重要なこと。そういう意味では、これまでマスクが弊害になっていたこともあったかもしれない。子どもも大人も着用が当たり前だったので、すぐに外せるものではない。今は移行期間と捉えて、焦らず取り組みたい」
なお国は、入学式などの式典でもマスクの着用は求めていません。 ただし校歌斉唱などで声を出す際は、前方1メートル、左右50センチの距離を確保することが目安となります。
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