2023年03月23日 18:00更新
杉のように真っすぐ生きて欲しい!
上越産のスギで作ったバラの花が、上越市立高田西小学校の6年生にプレゼントされました。花は木工を愛する人たちがカンナでスギを削って手作りしたものです。
これがスギで作ったバラの花です。花びらはカンナで削ったもので、やわらかくふっくらと表現されています。
作ったのは、上越市内の木工愛好者などでつくる団体「上越Sugiぷろじぇくと」です。団体では、上越産のスギの魅力を形にして伝えようと、今月から活動を始めました。この日は高田西小学校を訪れ、6年生60人にスギで作ったバラの花をプレゼントしました。
児童は、もらった花を卒業式で保護者に感謝の印として贈るためラッピングしました。
6年生
「木のいい香りだった。自然のにおいがした」
「みんなで一生懸命作って楽しかった」
「日頃からの感謝を花と一緒に渡したい。よく見えるところに飾ってほしい」
上越Sugiぷろじぇくと 藤井加奈子さん
「花を見たり手に取ることで心の中にある花が咲いて、それを見て笑顔がつながるといい。枯れないので思い出も一緒に築ける。大切にしてほしい」
団体によりますと、昔は家を建てる時に地場産のスギなどを使いましたが、現在上越産のスギはおよそ6割がペレットなどの燃料に使われているということです。
上越Sugiぷろじぇくと 横尾俊吾 さん
「資源として価値のあるものがたくさんあることを知ってもらうため『上越Sugiぷろじぇくと』と名前を付け活動している。燃料としての価値も大事だが未来に残していける新たな価値を生み出せれば。」
団体では今後、イベントで花づくりのワークショップを開くほか、上越市内の小中学校などで上越産のスギの魅力を伝えていくことにしています。
上越Sugiぷろじぇくと 池田千尋さん
「次の世代やこれから社会を羽ばたく人たちに上越の眠っている魅力や見方を変えれば面白いものなどワクワクを届けられれば」
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