2023年03月22日 13:42更新
温泉水や日本酒など、上越妙高地域ならではの原料を使ったスキンケアクリームが完成しました。開発したのは、健康的な生活を求めて妙高市に移住した一人の女性です。
これが、完成したスキンケアクリーム「スロープ モイスチャークリーム」です。
原料には、妙高高原の温泉水、妙高市の地酒3種類(君の井・千代の光・鮎正宗)、そして上越市の越後薬草の「植物発酵エキス」をブレンドしています。原料はどれも美肌や美容成分として知られたもので、保湿効果が期待できるということです。
クリームを開発したのは岡本旭美さん(35)です。岡本さんは東京暮らしでぜん息や肌荒れがあったといい、2021年に健康的な生活を求めて妙高高原に移住しました。
岡本旭美さん
「上越妙高地域には、温泉や発酵など魅力的な資源がたくさんある。その特徴が詰まったものができた」
岡本さんは元々東京の化粧品会社などで働いていて、その経験と知識を生かし、妙高ならではの化粧品開発に取組んできました。
温泉管理者の立会いの下、源泉を汲む岡本さん
原料の「温泉水」は、池の平温泉と妙高温泉の源泉を許可を得て使っています。
温泉を管理する妙高温泉土地株式会社の岡田直樹さんは「(温泉水が化粧品に)最初はイメージが湧かなかったが、地元で使っている温泉を自分たちが考えつかない方法で活用してもらうとうれしい」と話していました。
岡本旭美さん
「圧倒的な自然や温泉にすぐ入れるところなど、上越妙高が好きな私が上越妙高が好きな人に向けて作った。この自然や環境が好きな人には、このクリームはたまらないはず」
「スロープモイスチャークリーム」は、一つ50グラムで税込み3740円です。
現在、妙高温泉の「香風館」で販売しているほか、25日(土)にあるるん村にオープンする「さくら百嘉店発酵プラス」でも販売されます。その後、地域の宿泊施設や土産店などで順次取り扱いが始まる予定です。
販売情報などは、「slope」のインスタグラムをご覧ください。
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