2023年03月20日 18:35更新
上越教育大学の卒業式が20日行われ、157人が学び舎をあとにしました。卒業生の半数が小中学校の教員となります。
上越教育大学を卒業したのは157人です。その3分の1ほど、52人は新潟県出身者です。
卒業生はコロナ禍の影響を受けながらも、教育実習はコロナ前と同様に3年次に小学校で受け、さらに4年次には希望者が中学校で受けました。
式では、卒業生の名前が読み上げられたあと、代表者が林泰成学長から卒業証書を受け取りました。
上越教育大学 林泰成学長
「令和4年3月卒業生の教員就職率は全国の国立大学教育学部の中で2位。上教大はこの10年間教員就職率が80%超えを維持していて他にない。どんな教師を理想の教師としていますか?もう一度、理想の教師のイメージを描き直し4月から始まる仕事に備えてほしい」
答辞 宮尾泰祐さん
「卒業後、大学の思い出が心の支えとなり、日々の生活を明るく導いてくれると思う。社会に貢献し、さらに成長できるようこれからも学び続けていくことを誓います」
卒業生の進路は87人が小中学校の教員、20人が臨時採用教員、7人が保育士、そのほかは進学や官公庁、民間企業に勤めます。
卒業生
「地元(石川県)に戻って小学校の教諭になる」
「新潟県で教師をする。家にひきこもりがちになった。3・4年生になり大学で授業が受けられ最終的にみんなと卒業できてうれしい」
20日は大学院の卒業式も行われ、現役の教員40人を含む205人が修了しました。
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