2023年03月16日 16:19更新
オリジナルの絵ハガキで上越市の魅力をPRしてきた市民団体「ちりつも観光プロジェクト」が、春をテーマにした新作5000枚を完成させ15日(水)郵便局に贈りました。
これが春の新作ハガキです。「めでたさも 中くらいなり おらが春」小林一茶の句です。
高田城址公園で、満開のサクラの下、盲目の女旅芸人瞽女が三味線を演奏している様子が描かれています。
絵ハガキを作ったのは市民団体「ちりつも観光プロジェクト」です。
ちりつも観光プロジェクト 東山征子さん
「長い冬が明け、待ち遠しい春に。久しぶりに制限がない観桜会が開催されるので、花の妖精も一緒に楽しんでいるイメージ。ハガキを見て花見に訪れ、賑わってもらえれば」
イラストは、上越市のイラストレーター ひぐちキミヨさんが描きました。
15日は完成した絵ハガキ5000枚が郵便局に贈られました。
プロジェクトでは「郵便の父前島密 生誕の地」として上越市をPRしようと、12年前から年に4回季節ごとに絵ハガキを作ってきました。制作費用などは、これまで市の「地域活動支援事業補助金」を活用してきましたが、事業が今年度で廃止となったため活動は今回で一区切りとなります。
来年度からは、市の「前島密顕彰プロジェクト」の一環として、取り組み内容を変えて活動を続けていくということです。
ちりつも観光プロジェクト
「(ハガキの町PR)観光客を呼びたいのが目的。ハガキとして続けていくかは分からないが、団体として違う方法も考えていきたい」
絵ハガキは17日(金)から市内27の郵便局で配布されます。
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