2023年03月13日 10:01更新
12日(日)、上越市直江津港でミニボートが転覆し、乗っていた2人が海中に転落する事故がありました。2人は通りがかったプレジャーボートに救助され、大きなけがはありませんでした。
写真提供:上越海上保安署 引き上げられたミニボート
転覆場所は上越火力発電所の岸壁からおよそ1200メートル離れた海上で、ミニボート(約長さ2.65メートル、約幅1.2メートル)には長野市在住の50歳と20歳の男性親子2人が乗っていました。
写真提供:上越海上保安署 転覆ボート引き上げの様子
上越海上保安署によりますと12日午前6時ごろ、2人は釣りのため直江津港黒井浜をミニボートで出港しました。午前6時25分ごろ、転覆場所で釣りをはじめようとした際に、風により船体が揺れ始めたことから、バランスを保とうと船内を移動したところ船が右舷側に傾いて浸水し、そのまま転覆しました。2人は海に転落し、50メートルほど泳いで、階段がある防波堤に上がり118番通報しました。その後、救助を待っていたところ通りがかったプレジャーボートによって救助されました。
この事故で、父親が防波堤にのぼる際、手指に軽い切り傷を負いましたが2人に大きなけがなどはありませんでした。このとき、天候は晴れで、海上の浪は0.2メートル。風速6メートルm/s、海水温は12度でした。2人は救命胴衣を着用していたということです。
上越海上保安署では、インターネットで情報発信している「ウォーターセーフティーガイド」や「海の安全情報」を活用することで事故の未然防止を呼びかけています。
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