2023年03月02日 14:19更新
アフターコロナのインバウンド需要回復を見込み、佐渡島の観光ガイド向けの研修が2月25日(土)に行われました。 研修は佐渡市の主催で、金銀山ガイドやジオガイドなどからガイド27人が参加しました。相川ふれあいガイドの本間満さんが講師を務め、相川勘四郎町の蔵人坂から京町通り、北沢浮遊選鉱場跡などの観光スポットをガイドする際のポイントなどを説明して回りました。
途中雪が強まると参加者は予定していなかった相川拘置所にも立ち寄り、本間さんの説明を受けました。
その後、全国通訳案内士として活動する前田富士子さんから歴史や文化などを人々にわかりやすく説明するという意味の「インタープリテーション」の方法について講演が行われました。
前田さんは、個人で佐渡を訪れるインバウンドの観光客とのマッチング方法や、外国人向けに佐渡の魅力を伝える際のポイントなどを紹介しました。
また「海外目線で見た佐渡金山の魅力」というテーマで講演した佐渡観光交流機構のナタリー・ホンメルさんからは「佐渡を訪れる外国人は金銀山を中心とした生活文化や歴史を体系的に知りたいと考えている。ガイドにストーリー性を持たせることが重要だ」と話しました。
参加したガイドは「きょうは悪天候だったが、相川拘置所に寄るなど悪天候なりのガイドのしかたが発見できた」と話していました。
講師を務めた本間満さんは「こういった研修にこれからもどんどん参加して、自分も楽しみながらガイドしてほしい」と今後の活動に期待を膨らませていました。 佐渡市観光振興課ではアフターコロナの観光需要を見込み、今後も継続的にガイド研修を実施していきたいとしています。
佐渡テレビジョン
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