2023年03月07日 12:06更新
インターネット動画などを夜遅くまで見て寝不足になっている子どもを減らす活動に取組んできた上越市立豊原小学校が、その成果を評価され文部科学省の「早寝早起き朝ごはん」運動で文部科学大臣表彰を受けました。
豊原小学校が受賞したのは、文部科学省の「早寝早起き朝ごはん」運動の文部科学大臣表彰です。
学校では、児童がテレビやインターネット動画を見たり、SNSを使う事で寝不足がちになっていることから、専門家を招いて親子でメディアの使い方を学ぶ活動などに取組んできました。
特に毎月0のつく日は、メディアの接触時間を2時間以内と決めています。各家庭でも児童と保護者がメディアの使い方を話し合い早寝早起きや朝ごはんを食べることを目指してきました。
その結果、一昨年度のアンケート調査では、早寝早起きが出来ている児童の割合が77.1%だったものが、今年度は81.7%に増えたということです。あわせて、保護者からは「家族のふれあいが増えた、読書や手伝いの時間が増えた」などの声が寄せられました。
こうした取り組みが評価され、今回の受賞につながりました。
豊原小学校 秋山晃 校長
「親子一緒にメディアとの接触をコントロールできるか、講師の話を聞き自分たちで考える取り組みが良かった」
6日(月)は秋山晃校長が上越市教育委員会の早川教育長を訪ね受賞を報告しました。
早川教育長
「どの学校にもあてはまる課題なので、この成果を広めて応援したい」
豊原小学校 秋山晃 校長
「今後も学年に応じた講師を招いたり、みんなで一緒に学んでいけたら」
なお、この表彰は平成28年に上越市立八千浦中学校も受賞しています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.