2023年03月06日 17:18更新
上越市と妙高市の多くの中学校で6日(月)に卒業式が行われました。このうち板倉中学校では、卒業生の全員がマスクを着けずに、コロナ禍前とほぼ同じ状態で式に臨みました。
板倉中学校では68人が卒業します。6日は式に臨んだ全員がマスクを外して入場し、在校生や保護者などが大きな拍手で迎えました。
式では一人ひとりが登壇し、卒業証書を受け取りました。
藤田賢一郎校長は「コロナ禍の3年間、いかなる状況でも屈することなく最高の輝きを目指し続けた」と卒業生を称えました。そして「もう駄目だと屈しない限り、皆さんの可能性は無限です。自信をもって学び舎を巣立ってください」とはなむけの言葉を送りました。
卒業生は入学した時からコロナ禍にあり、学校行事はなにかしら制約を受けてきました。
答辞に立った代表3人は「みんなの創意工夫と団結で困難を乗り切った」と振り返り、未来への決意を語りました。
その中のひとり早津友郁さんは「たとえ離れていても私たちは一人じゃない。寂しいし不安だけど、目の前の道は開かれている。後ろを振り返らず、強い意志で私たちは希望の道を歩んでいきます」と話していました。
このあと、卒業生が感謝の気持ちを伝えようと選んだ歌「3月9日」が披露されました。
卒業生
「つらい時もあったけど友達と協力したり仲良くできた」
「友達といっぱいしゃべったのが楽しかった」
「マスクなしのみんなはいい顔してる」
「高校に行っても勉強頑張りたい。みんなとはこれからも仲良くしたい」
上越市と妙高市では、このほかの中学校で、今週末にかけて順次、卒業式が行われます。
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