2023年03月06日 17:05更新
今年度、統合によって閉校する妙高市立妙高高原南小学校で閉校記念式典が4日(土)に開かれ、出席した児童と地域の人などが明治から続いた学校150年の歴史と伝統に思いを馳せました。
妙高高原南小学校は、来年度妙高高原北小学校と統合され「妙高高原小学校」となります。
閉校記念式典には学校の全児童をはじめ、保護者や卒業生などおよそ190人が出席しました。はじめに城戸陽二市長が「地域のシンボルである学校の灯が消えることは残念だが、新しい学校で多くの友達と学びあう意義は大きい」と式辞を述べました。
続いて、渡辺修司校長が新しい学校生活へ向けて児童にエールを送りました。
妙高高原南小学校 渡辺 修司 校長
「南小で今まで学んできたことは皆さんの心の中に刻まれている。関川の清流のように決して途絶えることはない。南小での楽しかった思い出を大切にし北小の仲間と互いに高めあいながら新しい歴史を築いていきましょう。」
妙高高原南小学校は、明治7年に開校し、旧杉野沢小学校との統合などを経て、今年度、創立150年を迎えました。式典の後には、おわかれ会が開かれ、全校児童が楽しかったことや校区内を聖火リレーで走った思い出などを発表しました。
閉校記念事業実行委員会 引場 良男 委員長
「さみしい気持ちでいっぱい。残念。両校の良い面を取り合って調整するということなので違和感なく統合できると思う。」
児童
「授業で先生の話がおもしろかったり、みんなで一生懸命勉強したり楽しかった。妙高高原小では新しい学年になり新しい友達も増えると思う。全校で仲良く協力して頑張ってほしい。」「雪まつりとスキーが思い出。」「新しい学校では人数が増えるので一緒に遊んだり協力して仲を深めたい。」
南小学校では、今月24日に卒業式が開かれ、新しい「妙高高原小学校」は、来月10日から始まります。
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