2023年03月02日 16:50更新
3月に入り、別れと旅立ちの季節となりました。2日(木)は県立上越総合技術高校で卒業式が行われ、192人が新型コロナウイルスの影響を受けながら過ごした学び舎をあとにしました。
卒業式は、保護者や教職員が見守るなか体育館で行われました。今年度の卒業生は4学科5クラスで192人です。入学してからの3年間は、絶えず新型コロナウイルスの影響を受けながらの学校生活でした。
式では、各クラスの代表が卒業証書を受け取りました。
卒業式でのマスクの着用について、文部科学省は原則、生徒と教職員はマスクなし、保護者はマスク着用という方針を示しています。
2日の式ではマスクをしない生徒、着用した生徒、まちまちでした。
上越総合技術高校 中川誠一校長
「この3年間 コロナ禍で教職員は初めて生徒のいない学校を経験した。思いが通じず憂いに沈むこともあったが卒業生192通りの成長は私たちの宝物」
答辞 村松翼さん
「学校は休校になり再開後も行事が中止・縮小となった。できないこと・してはいけないことの方がたくさんあった。当たり前のことがどれだけ幸せで感謝すべきかコロナ禍で多く学んだ」
校歌斉唱では、生徒は歌わず立ったまま歌に耳を傾けていました。
卒業生
「違和感しかなかったが3年間を終えて良い学校生活だった。専門科目の実習が3年間できたのは良かった。行事は少なかったので、もう少しできたらと思っていた。これからは進学して自分の夢に向かっていきたい」
3日は高田高校、高田北城高校、高田農業高校、新井高校で卒業式が行われます。
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