2023年03月02日 10:47更新
横断歩道を渡ろうとして、うまく渡れなかったことはありませんか?JAFの調べでは、信号機の無い横断歩道で、新潟県のドライバーが車を停める割合は去年25%と、全国平均の4割を下回ったことが分かりました。そうしたなか、道路を横断する歩行者を事故から守る交通安全運動が1日から始まり、警察官が交差点で注意を呼びかけました。
警察による呼び掛けは、毎年この時季、暖かくなってくると歩行者が巻き込まれる交通事故が増えることから行われました。
初日の1日(水)は、山麓線の春日山交差点などで、警察官が交差点に立ち、登校する小中学生に注意を呼びかけました。
交差点には移動式の電光掲示板を設置して、歩行者に事故防止のポイントなど注意を促しました。上越警察署によりますと、管内での横断歩道での歩行者事故は今年2月末現在で6件発生しています。去年の同じ時期と比べると3倍です。
上越警察署の渡邉広幸係長は歩行者に対し「横断歩道を渡る意思を 手を上げる 会釈するなどの『渡るよサイン』でドライバーに伝えて」と、ドライバーに対しては「信号機のない横断歩道の手前にダイヤマークがある。いっそう歩行者に気を付けて」と呼びかけていました。
「横断歩行者を守る交通事故防止運動」は今月10日まで行われます。このあとは、直江津駅前や大手町交差点で交通指導が行われます。
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