2023年02月28日 09:35更新
電車を待っている間に勉強できる学生用の自習室が、えちごトキめき鉄道の新井駅に設けられました。平日の午後3時~午後6時まで無料で利用できます。
自習室が設けられたのは新井駅ホームの改札の近くです。学生専用で、2月13日から無料で利用されています。中には長机とイスが20脚ほどあります。 この日は、帰りの電車を待つ生徒が利用していました。
新井高校の生徒
「(電車)いつもは10分~30分待つ。学校で勉強もいいが、駅で待っていたほうが近くて安心できる」
自習室が設置されたきっかけは、去年11月、新井高校の生徒と妙高市議会の意見交換でした。その際、生徒から設置の要望があったことをトキ鉄が知って、もともと会議室だった部屋を利用して実現しました。自習室の名前は「Studyオアシス」。利用する際には「大きな声で会話しない」など、4つの注意事項があります。名前も注意事項も新井高校の生徒が考えました。
東條公男 駅長
「高校生から待合室のベンチ、列車のシートだと本を広げられない、机があると勉強しやすいと聞いていた。時代を担う人たちに頑張ってもらいたい。遠慮しないで仲間を誘って有意義な時間を過ごしてほしい」
トキ鉄によりますと、新井駅を利用する高校生は、新井高校の生徒、高田方面に通学する生徒、合わせて1日約500人で、駅全体の利用者の9割ほどを占めるということです。自習室の利用は平日、午後3時~午後6時まで。自習室にはストーブやエアコンもあります。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.