2017年09月09日 18:52更新
台湾 南西部の都市、台南市にある協進小学校野球チームが妙高市を訪れ、9日、地元のチームと交流試合をした。対戦したのは、妙高市内の3つの野球チームで構成する連合チーム。
双方の野球交流は、赤倉でホテルを営む台湾出身のオーナーが橋渡し役になり今年3月から始まった。まず3月に妙高市の小学生14人が台南市を訪れ、協進小学校野球チームと対戦した。今回は台湾からの訪問を妙高市側が受け入れ、2回目の野球交流が実現した。関係者によると、協進小学校は野球の指導に力を入れていて、台湾では強豪校として知られている。試合は午前と午後の2試合行われ、午前中の第1試合では、妙高の連合チームが一時リードしたものの終盤に台湾チームの打線が爆発し、2対11で敗れた。
台湾の選手は、「貴重な体験でとても楽しかった。」妙高の選手は「台湾は一年中野球ができ練習量が多い。投手も打者もすごかった」と話していた。
試合の合間の昼食には、保護者手作りのカレーもふるまわれ、両チームの選手が仲良く頬張る姿も見られた。
来年3月には、妙高市の小学生が台湾を訪れ、今回と同じ協進小学校野球チームと対戦することになっている。
妙高市の野球チームを率いた堀川義徳さんは「台湾のチームと対戦できることが地元の野球少年の励みになり、野球に親しむ子供がひとりでも増えてくれればうれしい」と話していた。
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