2023年02月16日 16:00更新
3月3日の桃の節句に合わせ、各地でひな人形や吊るし飾りの展示が始まり、まちを華やかに彩っています。
上越市頸城区にある坂口記念館には12組ほどのひな人形が展示されています。人形は地域の人から寄贈を受けたり、借りたものが中心です。
来館者
「圧巻。迫力を感じる」
「初めて来た。どれもきれいでかわいいので感動した」
これは今回初めて展示された7段飾り、高さ2メートル50センチほどあります。
来館者
「すごく立派。これだけ大きいのは見たことがない」
これは愛媛県真穴地区に伝わる「座敷びな」です。笠原昇治館長が個人的に集めたもので、見せ方を工夫して「宮廷の園遊会」を表現しています。
坂口記念館 笠原昇治 館長
「(園遊会)平安時代に公家などが春になって歌を詠んだり、人形を飾る風習があったのでそれを真似て再現した」
なかには今年の干支ウサギや、スポーツ選手をモチーフにした人形もあります。
ひな人形を制作した 髙原セツコさん
「フィギュアスケートの結弦君。顔が似ていてかわいい。活躍している姿を見て作ろうと思った」
坂口記念館 笠原昇治 館長
「築190年の古民家に飾ってあって雰囲気が出ている。ぜひ見に来てほしい」
坂口記念館のひなまつりは3月5日まで開かれています。
ほかにも、上越妙高駅とその周辺では地元住民が今月15日(水)にちりめん細工の吊るし雛を飾り付けました。
飾りは全部で45本、今年の干支ウサギや厄除けの猿っこなど、あわせて1500個の飾りが吊るされています。
作ったのは、和田地区などの住民でつくる「上越妙高駅と共に歩む会」です。
上越妙高駅と共に歩む会 石平春彦会長
「地域と地元の事業所と一緒になって地域の活性化を取り組んでいる。ひと足早い春を感じてもらい、地域のもてなしを受け止めてもらいたい」
ひな飾りは駅の中のSAKURAプラザ、西口にあるエンジョイプラザ1Fのみやげ店「寄ってかんかね」、JAえちご上越和田支店の3か所に展示されています。
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