2023年02月03日 15:22更新
スノーボードの事故で車イス生活となった妙高市の男性が2日(木)、母校である妙高市立妙高高原南小学校で講演し、人生は困難があってもチャレンジが大切だと話しました。
講演したのは妙高高原南小学校の卒業生、長﨑和志さん42歳です。長﨑さんは、20代のとき、スノーボードのジャンプに失敗して脊髄に損傷を負いました。以来、車イス生活を送っています。
1度は雪の無い場所での生活も考えましたが、友人がいる地元を離れず、家をバリアフリーに改築するなどして暮らしています。
この日は6年生と3年生あわせて19人をまえに人生について語りました。
長﨑さん
「(ケガの前)今までできたこと、当たり前にできたことが幸せ。身近にいる家族や友人が元気つけてくれた」
スポーツが好きだった長﨑さんは車イス・テニスやバドミントンなどに挑戦したあと、バスケットボールに引き込まれ長野県のクラブで活動してきました。その中で、チャレンジすること続けることが大切と気付いたといいます。
長﨑さん
「不安だけど、いろいろ考える前に挑戦しやりたことをやってみる気持ちが大切」
このあと長崎さんがドリブルやシュートを披露し、代表の児童が車イスを体験しました。
児童
「当たり前なことが大切だと学んだので、いろんな人に感謝を伝えていきたい」
児童
「身近にやさしい人や人を大切にしてくれる人がいる。大切にしたい」
妙高高原南小学校はこの春、妙高高原北小学校と統合されます。長崎さんは母校の後輩たちにメッセージを贈りました。
長﨑和志さん
「閉校は悲しいが、新しく友だちができるので、いろんなことをチャレンジしながら仲良くしてほしい」
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