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上杉謙信公の生誕500年に向けて「越後まほろば倶楽部」設立

2023年01月24日 09:00更新

上杉謙信公は7年後の2030年に生誕500年を迎えます。それまでに春日山城跡の周辺を今以上に魅力ある観光地にしたいと、地域住民などが任意団体「越後まほろば倶楽部」を立ち上げました。活動の夢は大きく、「史跡公園」や「謙信公ミュージアム」などの実現を目指したいとしています。

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「越後まほろば倶楽部」は2030年に迎える上杉謙信公生誕500年に向けて、春日山周辺を新たな観光地として整備しようと設立されました。現在メンバーは37人で半数以上が春日地区の住民です。

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21日(土)は設立記念式典が開かれ、理事長を務める春日山きのこ園の代表 志賀茂さんが今後の活動計画を発表しました。

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大きな目標は春日山城跡周辺に「まほろば史跡公園」、そして「謙信公ミュージアム」をつくることです。観光客が歴史を学べるだけでなく、飲食や買い物を楽しめるワンストップの施設を目指したい考えです。

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志賀茂 理事長
「(春日地区)これまで史跡の壁があり、地域の願いは何をやっても無理だという諦めムードがあった。でも地域がまとまって意見を上げれば、必ず理解が得られると思う。生誕500年を前にした今がチャンス、これを逃せば次は100年後。我々が動かないといけない」

一般に史跡は文化財保護法によって国が管理しているため、整備・再開発は簡単ではありません。団体では今後、具体的な考えを市の文化行政課と協議を重ねたうえ、国から史跡を使用する許可を取り、2027年の整備着手を目指したい考えです。

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団体ではこのほか、謙信公の誕生日である1月21日に毎年記念講演会を開いたり、特産品の開発にも取り組むということです。

 志賀茂 理事長
「地域の人が元気で輝いていないと、魅力を感じて訪れる観光客もいない。まずは我々が参加して、ここはいいところだとプライドを持つことが一番大事」

なお「越後まほろば倶楽部」は、NPO化を目指して現在申請中で、3月下旬には承認される見込みということです。

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