2023年01月18日 16:27更新
世界的なエネルギー不足や物価の高騰が妙高市の経済に影響しているとして、新井商工会議所などが18日(水)に城戸市長に地域経済への支援を要望しました。
新井商工会議所 西脇治雄 会頭
「給与の大幅ベースアップを進めようとする大手事業所との是正格差を含め、特段の配慮をお願いしたい」
経済支援を要望したのは、新井商工会議所の会頭と、妙高高原商工会、そして妙高商工会の会長2人です。内容は5つあり、消費喚起や雇用確保中小事業者への支援などです。具体的には、プレミアム商品券の発行や支援、住宅リフォームの補助復活などを求めています。また、妙高市がテレワーク環境の整備を進める中で、都心部の人材がもつノウハウやスキルを地元企業の経営課題に役立てる取り組み、サービス業で働く子育て世代が土日でも子どもを預けられる休日保育のニーズを調べるよう要望しました。
また直近の課題として、今シーズンの少雪で一部の地域で土木事業者の除雪の仕事が少ないため、支援強化と公共工事の前倒しを求めました。
城戸市長
「(少雪対応)建設業業界と意見交換をしたい。待機料を前倒し、一部払っているがそこで調整できれば検討したい」
このほか、今月からウインターリゾートを中心に、インバウンドが急激に増えたとして、妙高高原地区と新井地区の飲食店を結ぶ巡回バスを出して、市内の経済活性化につなげてほしいと要望しました。
今月 市内スキー場
城戸市長
「インバウンドの移動手段、レンタカーが多い認識。公共交通を用意しても…。誘導することは必要だが実態を見極めたい」
新井商工会議所 西脇治雄 会頭
「城戸市長は市の前・観光商工課長。商工業者の実態を十分理解している。前向きに要望を理解してもらい、期待している」
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