2023年01月19日 09:57更新
上越市浦川原区で住宅建築を手掛けていた株式会社 大滝工務店(上越市浦川原区横川)が事業継続を断念し、自己破産を申請する見込みであることがわかりました。負債総額はおよそ1億7000万円と見られています。
帝国データバンク上越支店によりますと、大滝工務店は1960年(昭和35年)に創業した木造建築の工事事業者です。住宅建築のほか、草木染めの食器など木製品を販売する「杢の里」も運営していました。
99年9月期の年間売上高はおよそ6億円を計上していましたが、需要の減少や競争の激化など新規顧客の獲得が難しくなり、減収が続いていました。2018年4月に杢の里を閉店。2021年9月期の年間売上高はおよそ3800万円にとどまり、損益面でも欠損が続き、債務超過となっていました。
コロナ禍にあり、建築需要の落ち込みなどにより先行きの見通しがたたず、事業継続を断念し、今回の措置となりました。
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