2023年01月17日 04:00更新
大正から昭和時代までに使われていた生活道具などを展示する「探検むかしのくらし」展が、上越市立歴史博物館で開かれています。
会場には大正から昭和、平成までを中心に炊飯器や電話、ゲーム機などおよそ200点が展示されています。なかには江戸時代の道具もあります。
学校給食用品を並べたコーナーには、今回初めて牛乳ビンのふた開けが展示されています。30年から50年ほど前に使われていたもので、先端の針で子どもがけがをしないようなデザインが施されています。
この企画展は小学生の歴史の学習に役立ててもらおうと毎年開かれていて、例年上越市、妙高市、糸魚川市から40校以上の小学校が校外学習で訪れています。
17日(火)は上越市立戸野目小学校の3年生23人が見学に訪れていました。児童は昔ながらの道具を興味深そうに見入っていました。
児童
「(今と)違うところがいっぱいあって昔も今もおもしろい」
「昔は火を使ったものがあったが、今は電気を使うものに変わったのがおもしろかった」
「筆箱や炊飯器が進化していてすごかった。(昔は)電気が使えないので今の(暮らしの)ほうがいいと思った」
上越市立歴史博物館 花岡公貴 副館長
「昔の遊びの楽しみや生活の工夫を考えることがSDGsにつながるのではないか。そういうものが児童に芽生えるといい」
■企画展 探検むかしのくらし
期間:1月4日(水)~3月12日(日)
場所:上越市本城町7-7(高田城址公園内)上越市立歴史博物館
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