2023年01月15日 08:28更新
県内の中学生が出場するスキー大会のクロスカントリー競技が妙高市で行われ、妙高市立妙高高原中学校3年の駒村隼さんが、フリーとクラシカルで二冠を達成しました。
競技は、アルペン、クロスカントリー、ジャンプの3種目があります。そのうち、12日(木)に行われたクラシカルの男子5キロには、75人が出場しました。クラシカルは、雪の上に作られた2つの溝を滑ります。
妙高高原中3年 駒村隼さん
注目は、前日のフリーで優勝した妙高高原中学校の3年生、駒村隼さんです。この日は気温が高く、雪のコンディションが難しい状況でしたが、体はよく動いていたと駒村さん。全国大会を意識した滑りで、2位に5秒あまりの差をつけて見事優勝。フリーとあわせ2冠を達成しました。
この種目では去年、中郷中学校の岡田龍介さんが県代表として臨んだ全国大会で優勝しています。
駒村隼さん
「すごく調子がいいわけではなかったが、しっかり走れるコンディションだった。二冠は狙っていたが、県大会の結果よりも課題が見えたレース。次に生かしたい。岡田先輩に続けるように、自分もトップを目指して頑張りたい」
妙高高原中3年 岡田七海さん
一方、クラシカル女子の3キロには46人が出場しました。前日に行われたフリーでは、妙高高原中学校の岡田七海さんが十日町市の選手にわずか0秒7差で敗れて優勝を逃しています。
フリーでの悔しさをバネに、前半から果敢に攻めた岡田さん。後半に入ってからは体がきつかったといいますが、最後まで全力で滑り、2位に13秒以上の差をつけて優勝しました。
岡田七海さん
「フリーの悔しさから、きょうは絶対に勝とうと緊張していた。優勝できて安心しているしとてもうれしい。全国大会では、県内1位で入賞を目指したい」
この大会で、男子は上位15人、女子は上位10人が、来月に野沢温泉で開かれる全国大会に出場します。
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