2023年01月12日 17:39更新
1月12日は「スキーの日」です。112年前の同じ日にレルヒ少佐が日本で初めてのスキー指導を上越市で行ないました。これにあわせて顕彰会が金谷山スキー場で行なわれました。
今から112年前の明治44年1月12日、オーストリアハンガリー帝国のレルヒ少佐が上越市で日本で初めてのスキー指導を行いました。全日本スキー連盟などはこの日を「スキーの日」と定めています。顕彰会は市民団体「レルヒの会」が3年ぶりに開き、スキー関係者や地元住民のほか高田西小学校の5年生などおよそ60人がレルヒ像のまえに集まりました。
少佐が指導を始めたとされる午後1時に祝砲の花火があがりました。続いて少佐が教えた一本杖スキーが披露されました。
このあとレルヒ像の前で献花が行われました。
児童
「金谷山麓に住む私たちがスキーができるのは、日本にスキーを伝えたレルヒ少佐のおかげです」
レルヒ会・大西旬会長
「スキーがここから始まった歴史を一人でも多くの人に知ってもらいたい。子どもたちにウインタースポーツを楽しんでほしい」
最後に12年前の日本スキー発祥100周年で使われたランタンの火が、来月行なわれるレルヒ祭の実行委員会などに分けられました。
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