2022年12月27日 20:49更新
プロ野球埼玉西武ライオンズの滝澤夏央選手がシーズンオフに入り、上越市に帰省しています。今年はプロ1年目にして一軍に昇格するなど大活躍でした。JCVでは滝澤選手にシーズンの振り返りと来年への抱負を聞くことができました。
滝澤夏央選手は関根学園高校出身の19歳。今年の春、埼玉西武ライオンズに育成選手として入団しましたが、早くも5月には一軍登録されました。その時の気持ちはどうだったのでしょうか?
滝澤選手
「『まじかっ!』という感じでびっくりした。緊張して地に足がつかなかった。(チームからは)『思いきって行ってこい』と言われた」
そして、その言葉に応えるようになんとデビュー戦で初安打!
滝澤選手
「初ヒットは(相手の)エラーみたいな形だったが、打って走って自分らしいヒットだった。そこで気持ちも楽になった」
さらに2戦目では初打点をあげるなど大活躍で、2日連続のヒーローインタビューにもあがりました。滝澤選手の最終的な一軍での成績はパ・リーグの公式戦31試合に出場し、打率は2割6分2厘でした。今一軍を経験して冷静に自己分析しています。
滝澤選手
「(プロ)まずは一人ひとりの能力が全然違う。一番感じたのはピッチャーのレベル。試合の中でエラー、走塁ミス、思うようなバッティングができないなど、自分の弱さや課題が見えた。もっとレベルアップしたい気持ちと(同時に)悔しさが大きかった」
上越市に帰省してからは、これまでお世話になった人に感謝を伝えて回っているということです。23日(金)は母校の関根学園を訪れ、キャッチボールや筋力トレーニングなどに汗を流しました。
滝澤選手の活躍には後輩の部員も大きな刺激を受けています。
部員
「夏央さんのように守備もうまくなりたいという思いで取り組んでいる。上越市からプロが出るのを間近で見ることができて、部員にも夢を与えてくれた」
「目標は夏央さん。夏央さんみたいなプレイヤーになりたい。夏央さんがいたから(関根学園に)入学したのもひとつある」
滝澤選手
「(オフシーズン)全体的に体を強くできるように、けがをしない体づくりと一年間試合に出続けられる体力強化をテーマにやっている」
滝澤選手、来年への抱負はずばりなんでしょうか?
「『すべてにレベルアップ』。実力がまだまだなのですべてレベルアップできように。将来レギュラーでの出場が目標なので開幕一軍目指して頑張りたい」
滝澤選手は年明け7日から、チームの本拠地がある埼玉県所沢市で同じショートを守る大先輩の源田壮亮選手などとともに自主トレに臨むということです。
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