2022年12月08日 16:05更新
高田の冬の風物詩、雁木の大根干しが上越市大町5丁目で始まりました。
ダイコンが干されているのは大町5丁目にある雁木2か所です。短冊切りされたダイコン60本が冬の冷たい風にさらされています。
大根干しに取り組んだのは、大町5丁目や本町6丁目などの地元住民でつくるNPO法人「街なみFocus」です。雁木を活用した町づくり活動として、10年以上前から続けられてきました。
ダイコンの下ごしらえは今月4日(日)に住民や上越教育大学の学生など18人が参加して、ダイコンの皮をむき、15センチほどの長さに切りそろえたあと麻縄で縛って作りました。
街なみFocus 髙野恒男 理事
「上越教育大学の学生が参加し、にぎやかに作業を行った。去年よりダイコンを10本増やし60本にした。距離も延びたので楽しんでもらえれば」
ダイコンは干すことで甘みが増し食感もよくなります。年明け1月10日まで干したあと、作業を手伝った人に配られて、漬け物や煮物などになるということです。街なみフォーカスでは、高田ならではの風景として正月の帰省客などにもダイコン干しを楽しんでほしいと話しています。
街なみFocus 髙野恒男 理事
「日ごとにダイコンの状況も変わるので景観も変わると思う。冬の風物詩として雁木があるからこそできること。この時期しかこの景観は見られないので、多くの人に見てもらい雁木を歩きながら、また外から眺めて雁木は良いなと理解してもらえれば」
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