2022年11月30日 16:23更新
上越市立水族博物館「うみがたり」で、東京海洋大学名誉博士・客員教授やタレントとして活躍している、さかなクンが育てたハリセンボンの仲間「イシガキフグ」が30日(水)から展示されています。
イシガキフグ 体長 約30cm
うみがたりに仲間入りした、さかなクンが育てていた「イシガキフグ」です。愛称は「ハイちゃん」です。
千葉県館山の定置網にかかり、さかなクンがケアをして育てていた魚です。うみがたりの池口副館長とさかなクンの間で交流があり、今回譲り受けることになりました。
イシガキフグは世界中の温帯域、熱帯域の岩礁やサンゴ礁域に生息しているハリセンボンの仲間です。威嚇するときに体を膨らませますが、鱗が変形した棘は短く、立つことはありません。さかなクンは、水圏生殖工学研究所の森田哲朗准教授とともに、去年11月に世界で始めてイシガキフグの人工繁殖にも成功しています。
うみがたりでは「イシガキフグのハイちゃんを大切に飼育、展示し、生きものの持つ命のすばらしさを伝えてまいります。愛嬌たっぷりの姿を是非、じっくり観察してください」と話しています。
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