2022年11月25日 15:37更新
先月おこなわれた妙高市長選挙で当選した城戸陽二さんが、25日(金)、市役所に初登庁しました。妙高市2人目の市長となった城戸さんは「第2章が始まった」として、前入村市政をベースにしながら時代の変化に対応していきたいと意欲を示しました。
午前8時30分、城戸新市長は市役所の正面玄関で花束を受け取り、職員に拍手で迎えられながら庁舎に入りました。
市長室のイスに座ると「違和感というか…きょうから精一杯精進したい」と笑顔を見せました。
この後、職員およそ130人を前に訓示を行いました。
城戸市長は、前入村市政のプロジェクトなどを継続しながら、人口減少など新たな課題に対応していきたいと話しました。そのうえで、市民参加型の市政を目指そうと呼びかけました。
城戸市長
「行政だけが頑張ってもこれからの課題は解決できない。市民の協力、参加が不可欠。関心を持ってもらうために、職員一人ひとりがいままで以上に地域に出よう」
この後の記者会見では、市政の重要課題として子育て支援をあげ、公約に掲げた、妊娠期から子育てまでを一元的にサポートする「こども家庭センター」の設置と給食費の無償化を、新年度の予算編成に盛り込みたいと意欲を見せました。
城戸市長
「(こども家庭センター)市役所内部に新たな組織としてつくりたい。現在複数の課にまたがっていることを、一つのセクションでやる仕組み。最初から全てできなくても、暫定的でもスタートさせたい」
「入村市政はトップダウン型だった。私はそこにバランス良くボトムアップ型を取り入れていきたい」
また、選挙で争点となった新図書館の建設については、計画通りに進めると話しました。さらに、1年前に新市長が就任した隣の上越市との関係をどう築いていきたいかと聞かれると、次のように話しました。
城戸市長
「観光面でいうと、妙高だけではインバウンドに対応できない。広域的な連携は必須。同県であり隣の上越市との関係は必ず築き、互いに政策実現に向けて努力できる関係になりたい」
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