2022年11月24日 15:37更新
コロナ禍などで人手不足が課題となっている上越市のタクシー会社が合同の説明会を開き、現役ドライバーの体験談を交えながら仕事のやりがいを伝えました。
説明会は、人手不足が深刻化しているタクシードライバーの仕事について理解を深めてもらおうと、新潟県ハイヤー・タクシー協会が開きました。会場にはIMタクシーや頸城ハイヤーなど4社が参加し、現役ドライバーが業務内容や職場の雰囲気などを紹介しました。
そのうち、頸城ハイヤーに勤める大滝澄江さんはドライバー歴29年、仕事をしながら4人の子どもを育てています。大滝さんは、急な家庭の事情にも会社が柔軟に対応してくれること、必要な免許を取る際は会社が負担してくれること、また、カーナビを使って運転できるので未経験でも安心して働けることなどを話しました。
この日話をきいたのは2人でした。
参加者
「長時間勤務や拘束時間が長いと聞いていたが、思ったより朗らかで明るいイメージだった。タクシードライバーも考えてみようかと思っている。」
上越市ハイヤー協会によりますと、タクシードライバーは3年前の10月には184人でしたが、今年の10月には166人と18人減ったということです。
上越市ハイヤー協会 牧野章一 会長
「一層コロナ禍になってから人手不足がきつくなってきた。何となく利用してもらっているが、今どんな変化をしているのか、まず知ってもらいたい。お客さんともコミュニケーションが深まる素敵な仕事だと思う」
このあと、参加者は実際にタクシーの運転席に乗り、機械の使い方などの説明を受けました。
参加者
「厳しい業界というイメージを持っていたが一つの安心材料として参加して良かった。実車を見せてもらって仕事をするイメージづくりにもなった。人の役に立てればいいなと思っている」
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