2022年11月19日 07:38更新
廃止された地域の朝市を復活させようと、上越市立清里小学校の6年生が16日(水)、2回目となるオリジナル朝市を開きました。児童は準備から運営、呼び込みまで自分たちで仕切って地域の人との交流を楽しみました。
朝市を開いたのは清里小学校の6年生17人です。清里区の朝市は、去年12月まで商工会の主催で開かれていましたが、今年4月に清里商工会と牧商工会が合併したことで廃止されました。
6年生は朝市を復活させてにぎわいを取り戻そうとオリジナル市を企画、地域に参加を呼びかけてきました。この日は10月に続き2回目の開催です。
出店は、地元の農家や事業者など前回より増えて8店。児童は出店者も含め、全体の準備を積極的に手伝いました。
児童は前回の朝市で実施したアンケートを基に、チラシを新しくしたり休憩所を設けるなど、朝市のリニューアルにも取組みました。
6年生
「スイーツがほしい、作品を展示してほしいなどの意見があった。難しいが、お客さんのために考えてやってみたいと思った」
「休憩所は前回もあったが、見えないところに置いてしまった。今回は見える場所に変えた」
訪れた人
「子どもは清里の宝。子どもの頃にいろいろな体験をすれば、それがふるさとを思う材料になる。戻ってきたいと思うきっかけになれば」
出店者
「子どもの元気な声や、自分たちでやろうという考えがすごい。地域の人は優しく見守っているので、これからも頑張ってほしい」
6年生のオリジナル朝市は、今回で最後になります。2回の朝市で訪れた人の半数が、60代以上でした。
児童はこれまでの活動をまとめて、冬休み明けに5年生にプレゼンします。それをもとに、来年度の朝市を実施するのかどうかバトンを渡すという事です。
6年生
「やってよかった。朝市でいっぱい人が来て、これからも清里に人が増えると思えた」
「元々清里が好きだったが、もっと好きになった」
「ことしの6年生が頑張っているように、今の5年生にも後を継いで頑張ってほしい」
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