2022年11月13日 16:00更新
植物や機械など農業の幅広い知識を競う全国高校大会で、県立高田農業高校の2年生 小澤花音さんが上越地域で初めて最優秀賞に輝きました。
この大会は農業高校の生徒が日ごろの学習の成果と知識を競うものです。高田農業高校からは県大会を勝ち抜いた8人が出場し、そのうち2年生の小澤花音さんが最優秀賞を受賞しました。これは学校としても初めての快挙です。
小澤花音さん
「問題を解き終わった後は自信がなかった。発表されたときは信じられなかったが、みんなにおめでとうと言われ実感できた。分からないことを知るのが、今はすごく楽しい」
大会には8つの部門があります。小澤さんが出場したのは「農業」部門です。植物や種子、農業機械などの実物や写真を見て、その名前を当てます。問題は40問あり小澤さんの正答率は出場者173人のトップでした。
小澤さんは大会に備えて、放課後に毎日2時間の暗記勉強に取り組みました。時には外に出て、実際に雑草や害虫を見ながら特徴を押さえるということです。「写真だけでなく実物で出るものもあるので、実際に見たり触れたりして勉強している。雑草は 、範囲にあるもの…50種類くらいは見分けがつく」と話します。
将来は農業系の大学に進学し、研究に取り組みたいと意気込んでいました。
小澤花音さん
「栽培方法や植物については分かってきたが、実際の作業はあまり経験がない。これからは知識だけでなく、技術も身につけていきたい」
なお、高田農業高校から出場したほかの7人も、全員が優秀賞を受賞しています。
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