2022年11月11日 12:46更新
電気の点検業者を装い、立ち合いの隙に現金を盗む「訪問盗」の被害が上越市内で9日(水)に2件発生しました。いずれも65歳以上の一人暮らしの高齢女性の家を狙った犯行でした。警察は、今後も周辺地域で発生の可能性があるとして注意を呼びかけています。
警察によりますと、上越市内で発生した訪問盗は、いずれも「電気の点検に来ました」と業者を装って1人で訪問するケースでした。家の中でブレーカーを操作するので、電気がつくか確認してきてくださいと伝え、家主が離れたすきに現金を盗む手口です。2件とも犯人が帰った後に被害に気づき、通報したということです。この手口の犯行は管内では今年初めてだということです。
警察では、今後も上越市やその周辺地域での発生が予想されることから、まずはしっかり施錠をしてほしいと呼び掛けています。そのうえで、不審な訪問があった場合は社員証や身分証などを確認する、不用意に家に入れない、現金や財布を目立つ所に置かないなど、注意を呼びかけています。
警察は、今回の2件は同一の犯行の可能性があるとして捜査を進めています。
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