2022年11月09日 18:09更新
障がいなどで車イスを使う生活はどんなものか学ぶ授業が、9日(水)に上越市立高田西小学校で開かれました。
この授業は障がい者が車いすを使いながら、どのように暮らしているかを知ってもらおうと高田西小学校4年60人を対象に行われました。
講師を務めたのは、日本財団パラスポーツサポートセンターの伊吹祐輔さん43歳です。伊吹さんは生後9か月のときに癌を発症して以来、車イスで生活しています。もともとスポーツが好きで高校生の時にアメリカに留学し車イスのバスケットの大会に出場した経験があります。
この日は、車いすで外出しても友だちなどの助けがあれば階段をのぼることができること、工夫をすればなんでもできることを説明しました。
児童
「その人の力になれるよう助けたい」
児童
「障がいがある人にやさしく接したい。みんなと協力して人にやさしくしたい」
伊吹祐輔さん
「障がいのある人と接したことが無い児童に、自分たちのリアルを知ってもらう。障がいのある人の日常、パラスポーツが当たり前のように感じてほしい」
伊吹さんは今月18日までに、市内の小中学校4校で授業を行ないます。
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