2022年10月29日 15:45更新
28日(金)午後5時過ぎ、上越市土橋の大島農機春日工場で火災がありました。当時工場内には従業員およそ90人がいましたが、全員避難しけがをした人はいませんでした。
28日午後5時30分過ぎの様子 土橋64番地1
火災が起きたのは28日午後5時10分ごろです。従業員から「火がついて消火できない」と消防に通報がありました。
警察によりますと、火が出たのは3つある工場棟のうち、ミニ油圧ショベルなど建設機械を製造している建物です。
火は一時、屋根のダクト付近から吹き出すほどでしたが、上越消防の消防車15台のほか消防団も消火作業にあたり、火は発生からおよそ1時間20分後、午後6時30分過ぎに消し止められました。
仕事を終えて外にいた従業員は「屋根のダクトから黒い煙が出ていたので、窓から中をのぞくと赤い炎が見えた。なかにいた人間が『火事だ、消防車』と叫んでいた。その後、あっという間に燃え広がった。火のまわりが早かった」と話していました。
この火災で鉄筋一部2階建ての工場、およそ1074平方メートルが焼けましたが、けが人はいませんでした。
この工場にはショベルの塗装ラインがあり、警察は塗料カスが燃えた可能性があるとみて出火原因を調べています。
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