2022年10月25日 15:31更新
今月30日の妙高市長選挙にあわせ、妙高市新井地区の山間地で1日限りの「移動投票所」が25日と26日の2日間、初めて開設されます。これまでバスなどを使って投票に出かけていた人が、歩いて期日前投票を済ませていました。
「移動投票所」が開設されるのは新井地区の山間部、水原、泉、平丸、長沢の4地区です。
このうち水原地区の上小沢集落に、投票箱を載せたワンボックスカーが入り、投票を受け付けました。訪れた人は、車にあるパソコンのオンラインを通じて、市役所から名前を呼ばれ、本人確認を済ませたあと、投票していました。
上小沢集落の高齢化率は6割にのぼります。車の使えないお年寄りなどは、これまでバスなどを使って、10キロ以上離れた妙高市役所に出向き、期日前投票していました。上小沢集落では、車が滞在する30分間で有権者の3割ほどにあたる8人が、自宅から歩くなどして投票を済ませました。
投票した市民
「畑や田んぼに行く前に来られるのがいい」「84歳だけど足が速いから、自宅から3分で来られる」
一方、候補に期待することは。
投票した市民
「若い人がいない。農家も高齢化…。ことしは4~5軒ほど集落から出るのでは」
「住民が増えてほしいが、雪とか交通の問題があるから一概に言えない」
妙高市選挙管理委員会 長谷川賢治書記長代理
「投票率の向上、投票のしやすさを改善したい。新しいリーダーを選ぶ、関心の高い選挙。多くの人から投票してほしい」
「移動投票所」は26日、平丸と長沢の2つの地区に開設されます。
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