2022年10月21日 16:07更新
相次ぐ特殊詐欺の被害を防犯機能付き電話で防いでもらおうと、上越警察署と上越市防犯協会は20日、プレゼントキャンペーンの当選者に電話を手渡しました。
防犯機能付き電話は、着信と同時に「この通話は迷惑電話防止のために通話が録音されます」という音声が相手に流れます。
プレゼントキャンペーンは5年前から毎年行われていて、今年は581通の応募があり10人が当たりました。この日は上越警察署で梅田毅署長が当選者に電話を手渡しました。当選者の1人は1人暮らし暮らしの80代女性です。
上越警察署によりますと、管内での特殊詐欺の被害は今年18件でした。被害額は1億1116万円にのぼり、県内の警察署ごとでは最も被害が多くなっています。去年1年間と比べても、件数は2倍以上、被害額は3倍以上に増えています。
上越警察署生活安全課 山本克志 課長
「犯人は録音されるのを嫌がる。(電話で)金の話しがあったら詐欺として、家族や警察に相談してほしい」
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