2016年11月17日 13:07更新
長野県にゆかりのある人が集い、県の歌「信濃の国」を歌う催しが11月16日に上越市で開催された。主催は上越地域に住む長野県にゆかりのある人が参加する「信濃の国をうたう会」。毎年この時期に長野県の県の歌「信濃の国」を歌い、会員同士交流を深めている。
この歌は116年前に長野師範学校の教師が作詞作曲した。歌詞には「浅間山」や「諏訪湖」、「善光寺」など長野県の自然や名所、偉人などが登場する。会によると長野県内の小中学校の行事や結婚式など様々な行事で歌われ、長野県民なら誰もが知る歌。約50年前には長野県の「県の歌」に制定された。16日は長野県にゆかりのある会員54人が集まり、声高らかに「信濃の国」を合唱した。
信濃の国
「信濃の国は十州に 境連ぬる国にして
そびゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し
松本・伊那・佐久・善光寺 四つの平は肥沃の地
海こそなけれ物さわに 万ず足らわぬ事ぞなき」
会場では、会の元会長で名誉顧問を務める高坂榮一さんから会の設立当時の思い出話なども披露され、歴史を振り返りながら、ふるさと長野県に想いを馳せていた。
2016年11月17日 ニュースLiNKで放送 18:30~