2022年10月04日 12:35更新
コイを使った昔ながらのコメづくりを学んでいる上越市立牧小学校の児童が30日に稲刈りをしました。放したコイも捕まえることができたでしょうか?
稲刈りをしたのは牧小学校の5、6年生14人です。学校ではコイを田んぼに放す昔ながらのコメづくりに6年前から取り組んでいます。
コイが田んぼの中を泳ぐことで水が濁り、雑草が生えにくくなる効果があります。
児童は田植えが終わったあと、6月に20センチほどのコイ18匹を放して、その後も田んぼの草刈りなどに取り組んできました。
そしていよいよ収穫の日です。児童はコメ作りを指導している地元の農事組合法人、「雪太郎の郷」の代表、佐藤健一さんからカマの使い方を教わりながら、黄金色の稲穂を手刈りしました。
この日は、約2時間かけて3アールの田んぼからコシヒカリ150キロを収穫しました。さらに、天日干しのはさがけも体験しました。
児童
「きれいなコメがとれてよかった」「イネが成長して量がとれた」
一方、田んぼに放したコイは1匹も見つかりませんでした。佐藤さんによりますと全滅したということです。
佐藤健一さん
「(9月上旬)児童が田んぼの草取りをした。そのときは水の中にいた。(その後)暑い日が続いて田んぼの水温が上がったので、お湯のような中にいれば死んでしまう」
収穫したコメをどう使うか、このあと児童が話し合って決めることにしています。また後日、地元の宿泊施設、深山荘でコイ料理を味わうことになっています。
稲刈りのもようは「おじゃまします!みんなの学校」でたっぷりご紹介します。放送は10月18日からです。
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