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笹ヶ峰ダム 地すべりの対策工事はじまる

2022年10月05日 15:53更新

Still1005_00007高田平野をうるおす水がめ、妙高市の笹ヶ峰ダム近くで地すべりの恐れがある斜面が見つかり、15年がかりの対策工事がはじまりました。

Still1005_00001工事が行われるのは、ダムの西側でニグロ川が流れ込むダム湖の斜面です。北陸農政局によりますと、この斜面では雪解けなどで地下水位が上昇し、新たに地すべりが起きる危険性があるということです。

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北陸農政局  戸澤康博さん
「ダム湖の一部が崩れると天然ダムができてしまうので、農業用水が安定供給できなるのを防ぐため工事を行う。農業・発電用水を守る目的もあるので、安全第一で進めていきたい」

Still1005_00003工事では、地すべりが起きないよう地下水の水抜きをして、長さ440メートルほどの排水トンネルを設置します。工事の対象面積は153ヘクタールです。

Still1005_00004現在は、工事用の資材を運ぶロープウェイ建設など準備作業が進められています。工事の総事業費は92億円。令和17年度の完成を目指します。

Still1005_00005笹ヶ峰ダムの周辺では、ダム完成から5、6年が経過した昭和60年ころから地すべりが多く発生しました。このため、県や北陸農政局などが対策工事に取組み、平成17年に工事を終えています。今回は第2期工事になります。

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