2022年10月05日 14:48更新
「JAえちご上越」と糸魚川地域の「JAひすい」は令和6年3月の合併を目指して、4日(火)に合併協議会を立ちあげました。今後は新しいJAの名前や体制づくりなど具体的な話し合いを進めます。
「JAえちご上越」と糸魚川地域の「JAひすい」は令和6年3月の合併をめざしています。ねらいは農家の担い手不足や高齢化が進むなか、合併による経営基盤の強化にあります。
4日は合併協議会の初めてとなる会合がJAえちご上越本店で開かれました。
JAえちご上越 経営管理委員会 笹原茂会長
「農業産出額、販売農家数の減少に歯止めがかかっていない。現在のJAの枠組みを超え、経営基盤強化に向けた取り組みが必要」
JAえちご上越とJAひすいは3年前に合併研究会を立ち上げ、合併のメリットを検討してきました。結果、財務基盤の安定や地域農業の振興、地域活性化に効果が見込まれることが分かってきました。協議会では今後、研究会の成果をもとに、具体的な合併計画を練ることにしています。
今後のスケジュールは、来年9月に両JAで合併の仮契約を結び、10月の総代会で合併を決議。そのあと県の認可を受け令和6年3月の合併を目指します。
合併が実現すれば、新しいJAの組合員の数はJAえちご上越よりおよそ1万人多い5万人あまり。貯金残高は4000億円あまりと見込まれています。
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