2022年09月13日 10:32更新
ゴミ拾いをゲーム感覚で楽しみながら、海岸をきれいにしようというユニークなイベント「清走中」が上越市の道の駅うみてらす名立で11日(日)に開かれました。
イベント「清走中」は、身近な環境問題を解決するために東京の株式会社Gabが企画し、今回はうみてらす名立とのコラボで実施されました。通常、海岸のゴミ拾いはボランティア活動として行われますが、11日は親子連れなど150人が参加料を払って、ゲームとして取り組みました。
参加者の中には越後上越上杉おもてなし武将隊のメンバーの姿もありました。
ルールはスマートフォンでミッションを受け取りながら、ゴミの種類や重さなどの達成度でポイントを集め、その合計を競うというもの。うみてらす名立周辺の海岸500メートルほどを会場に、制限時間90分で行われました。
ゲームでは、拾ったペットボトルの数によって高得点のアイテムと交換できるミッションがあります。
家族で参加した人は「楽しみながらゴミ拾いができるので良い。いつも子どもたちが遊んでいる場所にたくさんのゴミがあってビックリした」と話していました。
この日、最終的に集まったゴミはペットボトルや空き缶などおよそ325キロ。これは、これまでに長野県や東京都など全国19か所で行われた中で最も多い記録でした。イベントの最後には、上位チームに豪華な景品がプレゼントされました。
入賞した人は「仲間と参加しました。ちょっと大人気ないけど嬉しい」と話していました。
Gabの北村優斗さん
「この場所は海外からのゴミの漂流も多くイベントをやったらものすごいゴミが集まって環境問題の事が発信できると考えて行った。普段は悪者のゴミがきょうは良い形になったのでは」
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