2022年09月09日 17:19更新
田んぼアートでNHKの番組キャラクター「カネオくん」を描いたイネの刈り取りが9日(金)行われ、妙高市立新井北小学校の児童が鎌を使って30キロ分を収穫しました。
稲刈りに挑戦したのは、新井北小学校の5年生43人です。田んぼアートは、地元の農家古川賢一さんが休耕田を使って地域ににぎわいを呼ぼうと17年前から毎年取り組んできました。
今年のデザイン案は児童にアンケートを取った結果、NHKの番組キャラクター「カネオくん」になりました。
田植えは今年5月。児童は古川さんに教わりながらおよそ8アールにコシヒカリの苗を植え、カネオくんを描きました。9日はいよいよ収穫です。児童は鎌を使って手刈りに挑戦しました。なかには、鎌が初めての子もいて慣れない手つきで収穫していました。
児童
「手刈りは初めてだったけど思ったより上手にできた。成長が早く背丈が高くなっていたのでびっくりした」
「刈るときに力を使った。自分たちが田植えをしたと思いながら食べたい」
古川 賢一 さん
「コメが出来るまでの過程を分かってもらえれば。そして子どもから喜んでもらえれば何より。健康な限り続けていきたい」
5年生の担任教諭
「こうした体験を通して、育てることの楽しさを知るとともに、地元に誇りを持ってもらいたい」
収穫した米は、およそ30キロです。モミ摺りなどをした後、10月中旬ごろ学校にプレゼントされるということです。
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