2022年09月07日 17:40更新
水墨画を描く前に本物をみようと、上越市立浦川原小学校4年生が7日、上越市で活動する水墨画家・笹川春艸さんの墨画展を見学しました。
笹川春艸さんの墨画展を見学したのは、浦川原小学校4年生の26人です。児童は、これまでに習字を学んでいますが、来週から水墨画に取り組むことになっています。
それをまえに、7日は本物を鑑賞しようと、笹川さんの弟子である矢澤淑子さんから水墨画の説明をうけました。
矢澤さんは、水墨画の特徴は墨の濃淡や、にじみ、かすれだと話しました。
矢澤淑子さん
「よく見ると(色が)濃い所とうすい所がありますね。手前を濃く、後ろをうすくしている」
このあとは、屏風絵や掛け軸など30点を鑑賞しました。
児童
「とっても上手だと思った」
「水墨画でこんなきれいな絵が描けてすごいと思った。描き方のコツを教えてほしい」
児童
「白と黒だけだが、その情景の色が目に浮かんで良いなと思う。松も青い緑でいきいきとしていそう。竹も黄緑色な感じがする。鳥を描いてみたい」
矢澤淑子さんは
「ひまわりを見た子どもが『色が見えるようだ」と言った。いつも(笹川)先生に『色を感じてもらえるように」と言われている。墨で描いたり見たり体験する機会はあまり無いと思うが興味を持って」
水墨画の授業は、来週、矢澤さんを講師に行なわれることになっています。
水墨画展は、今月24日(土)まで頸城区のさくら会館で開かれています。
23日(金)には会場で笹川さんによる「水墨画コースター」作りが開かれる予定です。時間は午後1時半から。入館料500円と参加費500円が必要です。
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