2017年08月19日 17:18更新
8月25日からはじまる謙信公祭を前に上杉謙信を偲ぶ詩吟の大会が19日ユートピアくびき希望館で行われ全国の詩吟愛好家が自慢ののどを披露した。
この大会は上杉謙信を偲び、謙信の居城春日山を詩吟で訪れた人に知ってもらおうと去年からはじまった。参加者は詩吟の愛好家ら約150人。北は山形、南は岡山と全国各地から集まった。年齢層も広く最高齢は86歳で最年少は7歳。大会では参加者全員が同じ詩を詠う。詩吟のテーマは春日山が栄えていた時代を懐かしんだ詩で「春日山懐古」。採点のポイントは発声などの声の良さや詩文のイントネーションがきれいに読めているか、節回しがきれいかなど。
このうち最年少で参加した上越市の武田蒼也さんは詩吟歴半年の小学2年生。音楽が好きだったことと詩吟をやっていたおばあちゃんの影響もあり始めた。すでに別の大会で入賞するなど実力を発揮している。この日も力強い歌声を披露した。
大会実行委員長で紫洲流日本明吟会総本部会長の宮川紫朋さんは「上越市は上杉謙信を偲ぶ唯一の場所。これからも詩吟で多くの人が上越に訪れ春日山の雰囲気を感じてもらいたい。」と話していました。
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