2022年08月15日 07:48更新
終戦から77年目を迎えるこの夏、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える「妙高市戦没者記憶展」が妙高市役所で開かれています。
これは、戦争の記憶を風化させてはならないと妙高市遺族会が終戦記念日に合わせて開きました。遺族会では、去年5月から市内の遺族に呼びかけて、戦没者の遺品や戦争にまつわる物品を登録してきました。
会場には冬の寒さをしのいだ外套や軍服など80点が展示されています。
妙高市遺族会 間島会長
「登録したのは全部で270点になります。今はロシアとウクライナの戦争で子供たちの戦争に対する関心が非常に強くなっている」と話した。
このほか「妙高市戦没者記憶展」には戦時中の人々の暮らしぶりを伝える資料も展示されています。生活雑貨を手に入れるための購入券です。当時は消費が制限され、切符配給制が敷かれていたのだそうです。
妙高市遺族会の間島会長
「戦争は一般市民も犠牲になりとても心苦しい。2度とあってはいけない」
「妙高市戦没者記憶展」は今月18日(木)まで、平日に限り妙高市役所1階のコラボホールで開かれています。入場は無料です。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.