2022年08月06日 04:00更新
お盆やお彼岸に仏花としても需要が高い、花リンドウの収穫が佐渡市の新穂地区で最盛期を迎えています。
新穂大野にある農業生産法人佐渡アグリカルチャーシップでは、2012年から田んぼの転作作物の一つとしてリンドウの栽培に取り組んでいます。
現在、10品種を栽培していて、早生品種は6月20日ごろから収穫ははじまり、お盆にかけて様々な品種が収穫時期を迎えます。
リンドウの花は良く知られている深い紫色のほか、白や淡い紫色など種類も豊富でその美しさから人気があります。しかし、気温の影響を受けやすいことなどから、県内ではほとんど栽培されていないそうで、栽培には細心の注意を払っているということです。
佐渡アグリカルチャーシップの本田交美さん
「今年は高温障害や病気の発生で前半は心配していましたが、対策をしっかりして、良いものに仕上がっています。リンドウは仏花のイメージも強いですが、アレンジフラワーとして、ほかの花との相性も良いので色々な場面で活用してもらいたい」
収穫を終えるとすぐに選別作業に入り、花や葉の状態や茎の長さなど一本一本丁寧に確認して選別していきます。
今年は全体でおよそ2万本の収穫を見込んでいて、お盆ごろまで島内の市場や直売所のほか、島外のスーパーなどにも出荷されます。
佐渡テレビジョン
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