2022年07月30日 06:00更新
上越市中郷区福田地区の子ども会が23日(土)、集落の屋号を調べて看板を作り、各戸に配るおもしろい取り組みを行いました。
この取り組みを行ったのは、中郷区福田地区の園児から中学生まで10人ほどの子どもたちです。コロナ禍で、子ども会のメイン行事として行っていた近場への旅行が一昨年から中止になり、それに代わるイベントとして、これまでひょうたんランプの製作などを行ってきました。
今年はこれまでと趣向を変えて、集落の屋号を調べ、その由来を調べて表や地図を作ったり、看板を制作して各戸に配布する活動を行いました。子どもたちに昔ながらの屋号を知ってもらうこと、自宅や友だち以外の集落の家にどんな人が住んでいるのかを知ってもらうことなどが目的です。
子どもたちは「屋号」というものが何かを学び、全員で集落43軒分の屋号の看板を作って各戸に配りました。
訪れたことのない家のチャイムを鳴らす瞬間、子どもたちは緊張していましたが、御駄賃をもらったり、褒めてもらったり、家の人たちが喜んでいる様子を見て、子どもたちはうれしそうにしていました。
子どもたち
「集落の中で行ったことがない場所に行くことができた」
「入ったことがないおうちに入ることができた」
「今まで会ったことがなかったおじいちゃん、おばあちゃんに会って話すことができた」
中郷区福田子ども会 渡辺健吾会長
「活動を通し子どもたちと一緒に地区内を回ることで、外で遊ぶ場所や楽しみ方も教えることができました。今回の取り組みを通して、地区に興味を持ち、好きになってくれれば良いなと思いました」
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