2022年07月30日 10:34更新
妙高市はドローンを観光や防災など幅広い分野で役立てようと、通信事業者などと連携協定を27日(水)に結びました。今後はスキー場でのドローンスクール開校や登山客向けの配送サービスなどに利用していく方針です。
妙高市と連携協定を結んだのは、KDDIスマートドローンとROBOZ、ロッテアライリゾートの3社です。
KDDIスマートドローンは、通信回線を使いドローンを遠隔操作するシステムなどを作っています。ROBOZは岐阜県を拠点にドローンの操縦者育成に実績があります。
妙高市は今回の協定によりロッテアライリゾートの敷地でドローンスクールを開校したり、ドローンを使って山小屋に旬の生鮮食品を届けるなど5項目に渡るサービスを展開する方針です。山岳遭難者の捜索活動や災害時の物資輸送にもドローンを役立てる考えです。
ロッテアライリゾート
妙高市によりますと、KDDIスマートドローンと協定を結ぶのは全国で初めてだということです。
入村市長
「その道を究めた皆さんと一緒に出来るということは妙高市としてこの上ない喜び。地域の人をはじめ全国的にも喜んでもらえるような事業として育てたい」
国は今年度中にドローンの活用を推進する制度を作る方針ということで、今回の協定は、それを見込んで結ばれました。今年9月には、ロッテアライリゾートでドローンの体験会や講習会も開かれるということです。
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