2022年07月20日 17:54更新

市議会や議員の仕事について学ぼうと、上越市立上杉小学校の6年生が20日（水）に上越市役所を訪れ、議場や委員会室を見学しました。

上越市議会では、小中学生に議会や議員に対する興味や関心を持ってもらおうと、小学5・6年生と中学生を対象に、7年前から議会学習を開いています。この日は上杉小学校の6年生12人が上越市役所を訪れ、本会議場や委員会室などを見学しました。

また、市議会の髙橋浩輔議員と宮川大樹議員から、議会の仕組みや議員活動について話を聞き、事前に考えていた質問を投げかけました。 

児童
「保育園などの施設と道路、どちらを優先する？」

髙橋議員
「市では、使うお金をあらかじめ予算として分けてある。どちらも、どれも大事だから、議員みんなで議論して決めている」

児童
「子どもが行くような場所をつくるとき、子どもの意見を取り入れることはある？」

宮川議員
「例えばうみがたり。子どもたちから『イルカをいっぱい見たい』という意見があり、イルカやペンギンをたくさん入れようと。子どもたちや若い人たちの意見も取り入れながらやっている」

このほか、上越市議会では2年前まで女性議員がいなかったものの、前回の選挙で7人の女性が当選したことなどが児童に紹介されました。

 児童は「勉強を通して議員への関心が増した。市民のことを考えてくれていることを知り、しっかりと覚えておきたい」などと話していました。

髙橋議員
「普段接しないので難しく感じるかもしれないが、政治はとても身近なこと。少しでも議会を身近に感じて役割を知ってもらい、将来は投票に行こうなど政治に関心を持つきっかけになれば」

21日（木）は、直江津小学校の6年生が市議会を訪れる予定です。